70年代に活躍したカントリーシンガー。
Take Me Home Country Roads(故郷へ帰りたい)が有名だが、他にも多くのヒット曲を持つ。
彼の楽曲はアコースティック編成のものが多く、ジャンルとしてはカントリーロックというよりカントリーフォークだ。
おすすめ曲
Take Me Home Country Roads(故郷へ帰りたい)
言わずと知れた彼の名曲である。
ジブリ映画「耳をすませば」のテーマ曲としてこの曲のカバー「カントリー・ロード」が起用されたことで、現在の若い世代にもよく知られている。
しかし、やはりこの原曲の素朴なノリは日本語カバーとは全く違う。
特にハモりのボーカルとテナーの絡み合いが秀逸で、メロディが引き立てられている。
Rocky Mountain High(ロッキー・マウンテン・ハイ)
この曲もかなり有名な曲であり、
彼が長く住んでいたコロラド州アスペンについて歌っている。
2007年には、コロラド州の2番目の州歌として認められている。
印象的なギターリフから曲は始まり、そのリフでAメロからサビへと自然に繋げられているのが良い。
3回あるサビの盛り上げ方もそれぞれ違って、
聴く者を飽きさせない工夫がされている。
Leaving On the Jetplane(悲しみのジェット・プレーン)
①
②
この曲は2バージョン存在する。
①の音源は初期のもので、1969年に出したアルバム「Rhymes & Reasones」に収録されたバージョンだ。
②のバージョンは1973年の「John Denver’s Greatest Hits」に収録されたものだ。
この2バージョンを比べると断然①初期のほうがジョンデンバーらしさがあって良い。
まず、イントロのギターの音だが、
②は①に比べてキレイ過ぎる。
そして好みの問題だが、ノリも②は全体的にせかせかしている感じがして、単調でジョンデンバーの声と演奏がマッチしていない。
①は弾き語り感が強く、あらゆる箇所で工夫が感じられるので、聴き比べてほしい。
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